2007年11月22日木曜日

2007年10月13日_1 ソアーヴェ

私の目測ではSan bonifacioの駅から約2キロだったのですが、歩いてみると思っていたいたより距離がありましたので、予定していたより到着はちょっと遅くなりました。

40~50分と言ったところです。


ソアーヴェの遠景。
街の周りに城壁を配し丘の頂に城が有るというスタイルです。



城まで登りました。入場料は5ユーロです。階段の先に部屋が3つほど有るんですが、撮影は禁止でしたので、内部の写真は有りません。
特別に美術的価値の高いものは有りませんでしたので、高いところが好き。

下界を見下ろしたい。歩きたくて仕方がないんだという方以外は、行かなくても良いかなと思います。


城壁、塔共に歩けますので、街は見渡しやすいです。


まっ先に高い所に登って満足した私は、下界に下ってチョコレート・フェスタに潜入しました。
勿論、狙っていました。
「秋の収穫シーズン、週末なら何かイベントが有るに違いない!!」と決めつけて土曜日に来たのですから。

変わったチョコレートを試食して、気に入ったウィスキー、アーモンドなどを購入。


城門の上には白ブドウが干されています。
小さい田舎街の良い雰囲気が漂ってきます。
してきませんか?

チョコレートで十分甘いんですけどね。

でも、これで満足していてはイタリアマニアなどと名乗ってはいられません。
ソアーヴェは白ワインの産地として有名な土地。

カンティーナに行かずに、ソアーヴェを語ることなど出来ません。

城へ登る前に目を付けておいたカンティーナへ潜入調査です。


入口付近にある樽

このカンティーナ外観からは分らなかったのですが、地下が広くて規模が大きいことに驚きました。

イタリア人ばかりの所に交じって見学していても、やっぱり話しかけてくる人はいるもんで

「どっかから来たんだ?」

「日本のどこだ?」

「滋賀だよ。」

「滋賀?分らないなー。」(毎度のことながら分らないのに聞くなー!と突っ込みたいですよ。(笑))

「京都の近くだよ。」

大体いつもするこんな会話が始まるのでした。


大きなバリュック、前を行くのはイタリア人のグループです。
最初の樽の付近で写真を撮っていたら、見学ツアーが始まる様子だったのでチャッカリ便乗したのです。
グループの人かカンティーナの人が「Prego Prego」って言ったので、ラッキーとばかりに付いて行きました。

ここのカンティーナでは、数種類のワインを造っていてスプマンテ(スパークリングワイン)もシャンパーニュ方式の古いやり方で作っていました。


この天井の板は古い樽を利用しています。


さて、そんなカンティーナ見学ツアーの締めくくりはテイスティングです。
勿論頂いてきました。

「あれっ、グラスが足りない。」

私の方を見るカンティーナのお姉さん。

「何でございますか?」

「この試飲会は、プライベートなものなのよ。」

「ああっ、そうだったの。それじゃあ。」

というオチが待っていたのでした。


カンティーナの中にも実は試飲できる場所があるのです。
これです。

先ほどスプマンテを頂いたので、レチョート、リゼルバなどを試飲して、気に入ったレチョートを一本購入。



カンティーナの見学ツアー(動画)
CANTINA DI SOAVE





カンティーナ見学を終えた後は、これまた目を付けていた屋台のリゾットを頂きました。
これが、下手にリストランテで食べるより美味しかったのです。
安くて美味しいお手軽ランチ。


そんな分で、ソアーヴェは美味しく見学終了。

ソアーヴェよさようなら。 また来る日まで。



San Bonifacioを電車を持っていた時に見たユーロスターシティーと表示された不思議な電車。

ヴィチェンツァに続く

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