2006年( ヴィチェンツァ ヴィチェンツァで無銭飲食 )で見逃したものを見に1年振りにヴィチェンツァ(Vicenza)へ
私がここヴィチェンツァで見たかったものが2つありました。
1つは、テアトロ・オリンピコ。
もう1つはラ・ロトンダ(La Rotonda )。
いずれも、アンドレーア・パッラーディオ(Andrea Palladio)が設計した建築物です。
前者テアトロ・オリンピコはヨーロッパ最古の屋内劇場で、後者は富裕な貴族の別荘です。
テアトロ・オリンピコは1580年に建設が始まりましたが、パッラーディオはその年の夏に死去。
後の建設の指揮を執ったのは、彼の弟子ヴィンチェンツォ・スカモッツィ(Vincenzo Scamozzi)が引き継ぎ1584年完成しました。
2006年に来た時は、見逃してしまったので、ここがどうしても見たかったんです。
ヴィッラ・アルメリコ・カプラ・デッタラ・ロトンダ(Villa Almerico Capra detta la Rotonda)は中央の円形ホールに因んで、円形を意味するラ・ロトンダと呼ばれている建物です。四方向の正面に,神殿風の階段とポルティコが取り付けられているのが特徴。
でも、午前中 ソアーヴェ に行っていたので、そんなに時間は有りません。
そんなわけで、やっぱり駆け足でヴィチェンツァです。
先ずは、街の外にある公園
パッラーディオ設計のヴィチェンツァの町並み
そして、目的のテアトロ・オリンピコ!!
奥行きを感じさせる舞台装置。
実際の奥行きはあまり無いのですが、傾斜が付いているので広く感じます。
舞台に上がってちょっと歩いてみたいですね。(笑)
劇場の天井は空。
天井部分に空が描かれているのは、ギリシャの劇場というものが本来屋外に作られていたことに由来します。
ここ、テアトロ・オリンピコは屋内劇場ですから、代わりに天井に空を描いたということですね。
そして劇場の一番高い位置には神々の彫刻が配されています。
サッビオネータの劇場( 理想都市サッビオネータ(Sabbioneta) サッビオネータのあな )はここヴィチェンツァのテアトロ・オリンピコ(Teatro Olimpico)と設計者(ヴィンチェンツォ・スカモッツィ:Vincenzo Scamozzi)が同じなのでよく似ています。
見比べてみて下さい。
細部まで彫刻が施された舞台横
音響が良いかは、分りませんが歴史のあるこんな劇場でオペラが見られたらなーと思いました。
最後のオチとしては、ラ・ロトンダは時間が足りなくて行けませんでした。
残念(>_<)
また来いってことですね。
ヴィチェンツァの地図
2 件のコメント:
らふぁえろさん、お久しぶりです!
というか、遅くなってしまったけれど、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いしますね。
こちらのブログがあるのに、今気がつきました。ヴィチェンツァの写真、いいですねー。
ソアーヴェのテイスティングも笑っちゃいました。
他の写真も楽しみにしています。
mondodiyumiko さん
明けましておめでとうございます。
こっちは、あんあり見て貰えないですね。(^^;)
初コメントありがとうございます。
ソアーヴェのテイスティングは、やっちゃったって感じです。
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